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SHORT STORY

近代日本の礎をつくったスーパーマン、緒方洪庵とは?

江戸時代後期、一人のお医者さんが足守で生まれました。有名な緒方洪庵です。幕末を題材としたドラマや映画に登場することも多く、立派な蘭学者であり、医者でもあり、そして偉大な教育者として描かれています。蘭学者としては多くの翻訳を、医者としては種痘の普及や、コレラが大流行した際には治療に尽力しました。
大阪に蘭学塾の「適々斎塾(てきてきさいじゅく)」を開き、門弟には大村益次郎、福沢諭吉など、幕末から明治にかけて重要な役割を果たした人々の名がみえます。まさに、近代日本の礎をつくったスーパーマンです。
緒方洪庵誕生地
緒方洪庵誕生地

岡山に残った豊臣家、足守藩の歴史と文化

緒方洪庵が偉大な人になった秘密は、足守の風土にあると考えることができるのではないでしょうか。江戸時代の足守は、石高2万5千石の外様の小藩でした。藩主木下氏は、豊臣秀吉の正妻寧々の兄です。豊臣家の関係者であったことから、幕府に遠慮し、忍従の日々を送っていたと考えられます。しかし、見事にプレッシャーをはねのけ、足守藩を幕末まで存続させました。
また一方で、藩主には歌人や能書家、文化人、教養人が多くいます。これらの藩主は、忍従の日々の中でも、文化と教養を身につける地域性を生み出す原動力になっていたと考えられます。こういった足守の歴史と文化、緒方洪庵の活躍を、「緒方洪庵生誕地」を訪れ、感じてみてはいかがでしょうか。
足守藩主木下家屋形構跡
足守藩主木下家屋形構跡
キジ

緒方洪庵は1838年に大阪で医師を開業し、同時に蘭学塾「適塾」を始めたんだ。
そんな診療、著述、教育活動で多忙の中でも、毎年一回は足守に帰省していたようだね。

サル

故郷への愛を感じるのぉ〜。

イヌ

緒方洪庵誕生地に行ってみたいワン!

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